ヨクイニン

ヨクイニンは、真珠のような白色の穀類で、小さな球形をしており、中国では、数千年前から栽培されています。
中国の一般家庭では、老人向けに、お粥としてよく使われています。

漢方医学でヨクイニンは、体内の余分な水分を排出し、悪い気や器官の膿を取り除き、脾臓を元気にし、脱腸にも効果があると考えられています。

また、浮腫、脚気、肺や腸の化膿症、リウマチ、慢性膣炎、下痢、呼吸器官感染、湿疹、各種いぼの治療などにも用いられます。

ヨクイニンの成分

確認されているヨクイニンの効能

  • ヨクイニンは、胃ガン、肝臓ガンなど各種ガンに効果があります。
  • ヨクイニンの多糖類、コイキセノリド、コイキソールは、副腎皮質、細胞免疫、体液免疫、抗がん作用を増強します。
  • ヨクイニンは、免疫機能低下の治療に良い効果があります。
  • ヨクイニンの多糖類は、抹消血管のすみずみまで渡ることで、抗体能力を著しく増加させます。
  • ヨクイニンに含まれているコイキセノリドは、子宮頸がんを予防する作用があります。
  • ヨクイニン油は、血糖を降下させる作用があり、ヨクイニンの多糖類にも同様の効果があることが確認されています。
  • ヨクイニン油には、筋肉の収縮を抑制する作用があり、さらに鎮痛効果があります。