ハスの実

漢方医学でハスの実は、脾臓を守る食物と考えられています。

脾臓と胃は、飲食物の分解、排泄、水分の代謝などをつかさどりますが、ハスの実の強い薬効は、内臓のバランスを整え、精力を養い百病を治す治療薬として使われます。

また、ハスの実は不眠症に効果があるはか、寿命を延ばす最高の食物とされています。

ハスの実の注目成分

  • ビタミンB類,C、デンプン、タンパク質、脂肪、カルシウム、ニコチン酸、多種のアルカロイド、多糖類など。(ハスの実の芯は、各種アルカロイド、各種プロゲステロンを含む)


確認されているハスの実の効能

  • ハスの実の多糖類は、免疫機能を刺激して、腹腔マクロファージの食菌能力を高め、リンパ細胞の転化を促します。
  • ハスの実は、血漿中の過酸化脂質の量を減らすことによって、老衰を緩める効果があります。
  • ハスの実には、血糖値を下げる効果があり、不整脈にも効果的です。
  • ハスの実のアルカロイドに含まれるリエンシニンやネフェリンなどは、血圧を下げる働きが高く、鼻咽頭ガンを抑制する効果があります。
    また、リエンシニンは性欲も抑え、男性更年期の性欲過剰症状に効果があります。
  • ハスの実の芯に含まれている各種アルカロイドやプロゲステロンなどには、血管の拡張作用があり、高血圧や心臓病の症状に効果があります。

 

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