グリーンアスパラガス

グリーンアスパラガスの成分

これまでの研究でグリーンアスパラガスが、免疫機能を高める事がわかっていますが、その他にもがん細胞の成長を抑制する作用があるということです。

グリーンアスパラガスは、免疫力を高める以外に、コレステロールを下げ、高脂血症、動脈硬化の予防、抗老衰、記憶増強などにも効果を発揮します。

グリーンアスパラガスの世界最大の産地はアメリカですが、ヨーロッパ、メキシコ、台湾、中国でも多く栽培されています。
日本では、栃木、長野などが産地として有名です。



確認されているグリーンアスパラガスの効能

  • アスパラガスに含まれるアスパラギン酸が新陳代謝を促すと共にタンパク質の合成を進め、疲労回復や滋養強壮に効果を発揮します。
    これは芽の部分に集中していることからわかるように、成長のパワーの源といって良いでしょう。
  • アスパラガスに含まれるビタミンPの仲間であるルチンは、ビタミンCと共に毛細血管を強くし、歯ぐきなどからの出血を抑える働きがあります。
    また、血圧を上昇させる物質の働きを弱めるため、高血圧の予防にも期待が大きいです。
  • グリーンアスパラガスは、免疫力を高め、がん患者のリンパ細胞が別の細胞に変わることを防ぎ、さらにがん細胞の増殖を抑制する効能があります。
  • グリーンアスパラガスから作った飲料は、胃がん、肺がん、白血病を抑制し、中に含まれている多糖類、サポニンなどは、腹水型(腹に水がたまる症状)の肝臓がん細胞を殺傷します。
    また、鼻咽頭がん、子宮頸がん、食道がんなどにも、抑制作用があります。
    特にサポニンは、乳腺がん、膵臓がん、子宮頸がんの成長を抑制します。
  • グリーンアスパラガスは、心臓、肝臓などの過酸化脂質の含有量を下げます。
  • アスパラガスの中に含まれているセレンや多糖類には、抗酸化作用があります。
  • グリーンアスパラガスは、貧血、浮腫、尿路結石、便秘にも効果があります。